いい汗と悪い汗とは
いい汗と悪い汗とは
人間関係でもめて悪い汗をかいた、運動をしていい汗をかいたなどということをよく聞きます。ですが、汗はべたっとして気持ちが悪いので、できるだけかきたくないという人も少なくありません。ここでは、いい汗というのがどういったものなのかを知っていきましょう。
人間の体には発汗作用というものがあります。
この発汗作用は、代謝によって生まれる熱を体外へ放出して平熱に保つ作用と、外気熱によって体温の上昇を抑制する作用の2つがあります。
ですから、スポーツをしたときや暑い時期に体が熱を持った場合に、発汗作用に力で汗を出していきます。体温をコントロールするときに出る汗のほとんどは水分なので、粘りけがなく即座に乾燥します。
不安や緊張によって生じる汗には、塩分や水分、さらにミネラルといった体に不可欠な栄養素がたくさん入っています。このタイプの汗は粘りけが強く、体にたまりやすいため気化熱によって乾燥することはありません。そのため、皮膚の表面にずっと滞ってしまい、雑菌の繁殖を誘発していやな臭いの発生源となってしまうこともあるのです。
これとは別に、辛みの強いキムチやカレーを口にしたときに発生する汗もあります。このタイプの汗は発汗作用によって出る汗に近く、体の内部にある熱を感知した発汗作用によって発生するとされています。
一口に汗と言っても、大別していい汗と悪い汗があることがわかります。医学用語ではこの3つの汗を、「温熱性発汗」「精神的発汗」「味覚性発汗」と称しています。
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